だいたいどうでもいい内容

仮想通貨トレード日誌 + その他雑記。日記帳代わりなので書き直し普通よ。

ごめんなんでトシ・ヨシハラは中距離AAMガン無視なん?

原文読んだら触れてるのかもしれませんが

中国軍が尖閣を取りに来るぞー的なニュースがあったんですが。

中国軍が尖閣奪取、詳細なシナリオが明らかに ミサイル攻撃で使用不能になる那覇基地、米軍は動かない(4/4) | JBpress(Japan Business Press)

……まぁ原文よめっちゃその通りなんですが orz めんどくさかったのでパパっと抄訳? 引いて、各項目にテキトーツッコミたいなぁなどと思いました。

要点。

  • いやごめん99式空対空誘導弾の評価はどこいったん?

  • いやごめん91式空対艦誘導弾とかハープーンの評価はどこいったん?

  • いやごめん殲20の性能そこまでええか?

位の疑問があるかなと。

PL-11 / PL-12は99式より射程短いで

よくわからんシナリオを丸々引用します。

(1)日本の海上保安庁の船が、尖閣海域にいる中国海警の艦艇に銃撃を加え、負傷者が出る。すると、近くにいた中国海軍の056コルベット(江島型近海用護衛艦)が現場に急行し、日本側を攻撃し被害を与える。

(2)日中両国が尖閣を中心に戦闘態勢に入る。中国海軍空母の「遼寧」主体の機動部隊が宮古海峡を通過すると、尖閣防衛にあたろうとした日本側の部隊が追跡する。しかし、この機動部隊の動きは中国側の陽動作戦だった。

(3)日中の間で東シナ海での制空権争いが始まる。日本のE-2C早期警戒機とF-15が東シナ海上空で戦闘パトロールを始め、中国側が一方的に宣言した「防空識別圏」内に入り、中国のJ-20ステルス戦闘機と戦って撃墜される。

(4)中国軍のロケット軍と空軍が、日本の航空戦力主要基地である沖縄・那覇基地に巡航ミサイルの攻撃をかける。続いて中国軍は多数の弾道ミサイルを発射し、日本側のミサイル防衛システム「パトリオット」を無力化し、那覇基地を使用不能とする。中国側は周辺の制空権を24時間ほどで確保する。

(5)米国政府は日米安保条約を発動しない。大統領は、尖閣をめぐる日中紛争への全面介入は米国の利益に合致しないと判断する。ホワイトハウスは中国に対しておざなりの経済制裁の警告を発するが、それ以上には中国に対する行動はとらない。

(6)宮古海峡の西側で、日本と中国の海軍、空軍の部隊が激しく交戦する。中国側はフリゲート艦を撃沈され、艦隊をその海域から撤退させる。だが、中国側のJH7A戦闘爆撃機とSU30MKK多目的戦闘機が、尖閣に向けて上陸用部隊を運ぶ日本側の艦隊をみつけ、対艦巡航ミサイルで、こんごう型の誘導ミサイル装備護衛艦2隻を沈め、他の1隻を大破して、日本側の尖閣上陸作戦を阻む。

(7)米軍の偵察機が、日中両部隊の戦闘を遠距離から観察して、中国軍が攻めていない沖縄・嘉手納基地へ帰投する。中国は、嘉手納基地など沖縄の米軍基地には一切手を出さないことを米国に約束し、米軍不介入の言質を獲得していた。

(8)中国軍の上陸作戦艦隊を追尾していた日本側のそうりゅう型潜水艦が中国の対潜航空機に発見され、撃沈される。日本側は中国の尖閣上陸を必死で阻止しようと中国の沿岸警備用のコルベット艦1隻を沈めるが、大勢を変えられない。結局、戦闘開始から4日間で、尖閣諸島は中国人民解放軍に占拠されてしまう。

(1) はいはいそうですねでスルー。

(2) もう対艦ミサイル撃ってなくね? ハープーンでも91式でも結構です。

(3) ここがよくわからないんですが、どうしてサラっと「F15が~撃墜される」と書けるのか謎です。

中国軍がお持ちの「PL-11 / PL-12」は射程が最大75kmです。日本が持ってる99式空対空誘導弾は射程100km以上あります。

でもって、殲20(J-20とも)はステルス性能の不備が疑われております。

www.sankei.com

J-20ってE-2Cから見たらただの的やんけということになりますし、J-20がミサイルぶっぱする前に、E-2Cからデータ貰ったF-15がおなかに積んだミッソーぶっぱしてJ-20落とせる可能性がかなり高め。

ですのでサラっと「撃墜される」と書ける理由が逆にわからないのです。なぜに?

(4) ~ (8) (3)が成立しないと話にならない内容なのですべて捨てていいです。

強いて検討するとこうです。

(4) 多数飽和攻撃(イージスとかのロックオン数を超える大量のミサイルを一気に撒いて、一部のミサイルで防空網を突破させ、敵にダメージを与えること)は出来ないことはないです。ただ、制空権が取れてないならいくらミサイル撒こうが揚陸部隊の侵攻とか困難なんで……ただのカネの無駄遣いに終わるでしょう。

(5) これが米国のやりたいことだ、我々は日中の戦争に関与したくないぞ!(予算的に)という主張がしたいのだ、と理解するにとどめておくべきでしょう。

(6) ここは……うん……ごめん、この論文書いた人は現代の空対空戦争を理解していないのでは? としか思えません。

現代の空対空戦争は、基本的には中~長距離ミサイルで敵機を撃墜します。「トップガン」みたいなドッグファイトはほとんど考える必要がありません。航空機はミサイル運搬体でしかありません。

(7) ここも「米国はそうするつもりだから!」という主張であると理解すべきでしょう。

それなら安保条約をソデにされた日本からみれば、核ミサイル「遺憾の意」あたりをラインナップに加えてもいい実績が解除されるわけですが。安保守らないなら自主的な防衛手段として核武装は当然ですからね?

(8) なんかもう戦記物小説見てる気になってきたからどうでもいいわー。

そもそもこの論文が書かれた意図を考えてみよう

たぶんこの論文、ねえ米国は日本 vs 中国の戦争にはあんまり関係したくないから米国からいっぱい武器買って? というプロパガンダが目的なのではないでしょうか。

自発的に中国と日本が戦争していただく、米国は支援だけやります、日本がガンガン米国から兵器を買ってくださいね、というのが米軍にとっては最もオイシイ話なので。

まぁ「海洋プレッシャー戦略」に沿った、中国には日本をぶつけて米国は消耗しない、日本人に死んでいただく構想の一環、くらいでしょう。

人民解放軍が現在の日本の装備を見て勝てるかどうかわからんほどアホ、ってこたぁないと思うのですが。

向こうが勝てると踏んでるならあんな挑発行為はしません。速攻占領します。タイだかベトナムだかのように。